日本における最新の開業率は5.2％で、近年上向いています。

日本の最新の開業率は、中小企業庁のデータによると2015年度で5.2%となっています。
数年前までは5％に満たない数値で推移してきてみると、景気の動向によって上向いてきているものとみられます。
なお、この開業率は、雇用保険事業年報をもとにした事業所における雇用関係の成立によって求められているものです。分母は前年の雇用保険適用の事業所数となっています。事業主1人での開業の実態は把握できないという特徴がありますが、広く開業率の指標として知られています。

開業率の詳細は中小企業白書に詳しく掲載されていますが、業種別の特徴も確認することができます。
最も開業率が高い業種は宿泊・飲食サービスで、次に建設業となっていて、特に身近で飲食店のオープンなどをみかけることも多いことから実感いただけると思います。次いで生活サービス、情報通信業となっています。

ご関心あります方は「中小企業白書　開業率」などで検索されてみてはいかがでしょうか。